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異素材を使ったアプローチ

近頃、店頭にあるディスプレイには異素材を使ったものが多く見られます。


例えば、一枚目の写真は化粧品のディスプレイですが、商品の使用感を”雪”や”生チョコ”のようなと比喩的に表現し、そのイメージを連想させる異素材を効果的に使っていました。アップにしてみると、真っ白なフェルトの生地です。斬新なアイデアで、思わず触ってみたくなりました。
続いては、透明ペットを効果的に使ったディスプレイです。ペットそのものはかなり浸透していて、他の什器にもよく見られます。しかし、こちらは「飲み物を飲むときでも口紅が移らない」という商品特徴を伝えるため、思いきったカップの模型が付いています。売り場でもアイキャッチがあり、目立っていました。
このように、フェルトやペット、スペシャリティなどの異素材は、コストもかかるため闇雲に使うのではなく、意図を持ってうまく効果を発揮できるポイントで使うのがいいと思いました。