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空間演出を重視したディスプレイ

こんにちは。可愛い商品につられてバラエティショップに立ち寄るも吟味しすぎて結局どれも買わないことが多い太田です。

この仕事に関わっていると、魅力的なディスプレイでも、「いや待てよ、ディスプレイに釣られてはいけない…」と商品の機能性や価格を隅々まで見て本当に買うべきかどうかを考え始めるので、厄介な消費者だなと思います(笑)


 さて、今回はとあるハンズで見つけたお洒落なディスプレイを紹介します。青空の下レンガの階段を上っていく爽やかさが感じられるディスプレイですね。

商品を取りやすくするための段差を階段というモチーフで表した素敵なデザインです。このようなカウンターディスプレイは、隣のディスプレイとの境界をいかにわかりやすくするかがポイントになると思いますが、こちらは全体が一つの風景になっていることで、周囲から少し浮いて見えました。

 デザインを考える時、どうしても伝えたい文言、商品の紹介画像を中心に持ってきたくなると思います。ただ、バラエティショップなど雑貨店での展開をお考えの場合は、途中で一歩引いてディスプレイを一つの作品として見てみてはいかがでしょうか。ディスプレイに関わる仕事をしていない消費者でも、つい写真に撮りたくなるようなもの、を基準にするのもいいかもしれません。