「言葉でいかにわかりやすく商品を伝え、印象付けさせるか」ディスプレイデザインの際に重要なポイントだと思います。
ドラッグストアやバラエティショップで展開されているディスプレイの多くは商品陳列によって見えない部分が多いです。限られた少ないスペースの中で商品を紹介するのは文字であり、それは一目でみてわかりやすいものでなければ立ち止まってもらえません。
素敵なコピーを考えるのはもちろん、今回はフォントに注目したいと思います。
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![IMG_3406a.JPG](https://www.displayland.jp/blog/assets_c/2018/06/IMG_3406a-thumb-300x225-512.jpg)
強い効果をアピールする強いフォントや、モダンでおしゃれな雰囲気を伝える細いフォントなど、商品に合わせてインパクトある選択がされていました。同じゴシック系でも太さや配置が違うだけで、かなり印象が違いますね。
![IMG_3401.JPG](https://www.displayland.jp/blog/assets_c/2018/06/IMG_3401-thumb-300x225-508.jpg)
![IMG_3404.JPG](https://www.displayland.jp/blog/assets_c/2018/06/IMG_3404-thumb-200x174-510.jpg)
フェイスケア用品では、うるおいを感じさせる流れるようなフォントだったり、手書き風の親近感を与えるデザインを活用していました。ポップアップや色味も合わさって、棚全体の空気感を作り上げているように思います。
また、インスタグラムやツイッターを意識した「#(ハッシュタグ)」もよく見かけます。こちらもやはり、親近感を与えることと、短い言葉で印象付けを狙っていると思われます。
![IMG_3403.JPG](https://www.displayland.jp/blog/assets_c/2018/06/IMG_3403-thumb-250x348-514.jpg)
![IMG_3405.JPG](https://www.displayland.jp/blog/assets_c/2018/06/IMG_3405-thumb-300x205-516.jpg)
化粧品のディスプレイでは特に、ターゲットの女性にいかに目にとめてもらうかを工夫しているようです。今回はドラッグストアを中心に取り上げましたが、文具やお菓子でも同じことが言えます。
印象をがらっと変えることのできるフォントをうまく活用して、惹きつけるディスプレイを作っていきたいですね!