秋冬に向けて、化粧品売場では新色コスメの展開が増えてくる季節です。
新しいカラーや限定商品をいかに魅力的に見せ、消費者の手に取ってもらうかは、販促担当者にとって大きな課題ではないでしょうか。
今回は、SHEGLAMの新色チークを展示するために制作したフロア什器の事例をご紹介します。
デザインと設計の両面で工夫を凝らし、商品を「魅力的に、そしてわかりやすく」見せることを目指しました。
本記事では、その工夫を大きく3つのポイントに分けて解説していきます。
これから化粧品什器の制作を検討されている方の参考になれば幸いです。

【インターナショナルコスメティックス株式会社様|
SHEGLAMカラーブルームリキッドブラッシュ フロア什器】
ポイント1|華やかさの演出テクニック
背面のPOP部分にはあえてモデル画像を置かず、広く取ったテスター面にモデル画像を配置。仕上がりイメージを訴求しつつ華やかさを演出しました。
ポイント2|新色を目立たせる配置と配色の技
新色をお客様の目線の高さに合わせ、最上段に配置。
またベースカラーのパープルはグラデーションにして下に行くほど濃くなっていくようにデザイン。上下の印象に変化をつけました。
ポイント3|見やすさを重視した中段~下段レイアウト
中段・下段をシンプルな配列にすることで、新色をより目立たせるとともにシリーズ既存色を見やすく、選びやすいレイアウトとなりました。
サイズと仕様
サイズ:W450xD450dH1600mm
材質:カード紙、E段(段ボール)
加工:グロスPP
梱包:組立1箱入り、脚のみノックダウン
まとめ
化粧品のフロア什器は、デザインの工夫ひとつで商品の見え方や売場での存在感が大きく変わります。
今回のように「華やかさの演出」「新色を目立たせる配置」「見やすさを意識したレイアウト」といったポイントを押さえることで、ブランドの世界観を伝えつつ、消費者が手に取りやすい什器づくりが可能になります。
当社では、ブランドの魅力を最大限に引き出すオリジナル什器・ディスプレイのデザインから設計・製作まで一貫して対応しています。
「新商品のプロモーションを成功させたい」「売場で映える什器を作りたい」 とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。