ディスプレイ講座

ディスプレイ什器を自社商品に合わせて設計するメリットと注意点

こんにちは、ディスプレイLANDブログ担当です!
店頭で目を引く什器は、商品そのものの魅力を引き立てる大切な販促ツール。既製品什器では満足できない…そんなときは「自社商品に合わせて設計」された什器の出番です。この記事では、オリジナル設計のメリットと、失敗しないための注意点をご紹介します。

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自社商品に合わせた什器設計とは?

オリジナル什器とは、市販の汎用品ではなく、商品の特長・サイズ・使われ方に合わせて設計された専用什器のことです。単に置くだけではなく、商品の訴求力を高め、ブランド体験を作る役割も担います。

  • ・商品のサイズや重量にぴったり設計されている
  • ・ブランドの世界観を什器で表現できる
  • ・店舗のスペースや導線を考慮しやすい

オリジナル什器のメリット

自社に最適化された什器には、販促効果の面で多くの利点があります。競合と差別化したい企業にこそ、おすすめの手段です。

  • ・ブランドイメージを什器で体現できる
  • ・商品の見せ方に一貫性が生まれ、訴求力がアップ
  • ・店頭での注目度が上がり、手に取ってもらいやすくなる

たとえば

  • ・限定コスメに合わせた華やかな卓上什器
  • ・季節感を盛り込んだイベント用ディスプレイ
  • ・複数SKUを整理しながら見せられる多段什器

設計時の注意点とよくある失敗

メリットの多いオリジナル什器ですが、設計段階での配慮が不十分だと「使いにくい什器」になってしまうことも。以下のようなポイントに注意が必要です。

  • ・商品の形状や重さに合わず、安定性が悪い
  • ・組み立てが複雑で現場での設置に時間がかかる
  • ・素材や印刷の仕様が高コストになりすぎる

注意すべきポイントは

  • ・使用期間や運搬距離を考慮した素材選定
  • ・組立・設置のしやすさを現場目線で検討
  • ・「見た目」だけでなく「実用性」も重視

成功する什器設計のためのコツ3選

設計時に押さえておくと、使いやすく効果的な什器に仕上がるポイントをご紹介します。

設置場所を具体的に想定する

売場の棚の高さや什器の置き場所(棚上・エンド・床置きなど)、来店客の導線を踏まえた設計が非常に重要です。
せっかくの什器も、視界に入りにくい位置に設置されてしまっては訴求力が落ちてしまいます。
また、照明の当たり方や他商品の配置も考慮すると、より効果的な見せ方が可能になります。

製造コストと納期を初期段階から共有する

設計・デザインに入る前に、想定されている予算感や納期をしっかり共有しておくと、後工程での無駄な手戻りを防げます。
高級感を出したいからといって複雑な加工や特殊な素材を選ぶと、製造リードタイムが長くなることもあるため注意が必要です。
限られた予算内でも最大限の効果が出るよう、事前にバランスを検討しましょう。

社内外の関係者と定期的にイメージ確認

形状ラフやデザイン案の段階で、営業・マーケティング・店舗担当などの関係者とイメージのすり合わせを行うことが大切です。
現場の声を取り入れることで、実際の使いやすさや組立のしやすさを考慮した設計につながります。
また、制作側とお客様側で“完成イメージ”のギャップを早期に解消できるため、結果的に納期や品質の安定にもつながります。

まとめ|自社商品に合わせた什器設計は「伝わる売場」づくりの第一歩

商品の魅力をダイレクトに伝えるためには、見た目だけでなく“設計の意図”が伝わる什器が必要です。自社商品に合った什器設計は、売場でのブランド価値を大きく高める有効な手段です。

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