こんにちは新卒の岡村です!
今回私が気になったのは商品に付いている総付ノベルティ商品です。
ノベルティが付いている商品のメリット、デジタルプレミアム総付けに人気が集まっているのかを考えてみました。
商品やサービスを購入・利用した経験を持たない消費者たちは、その価値やメリットを体験したことのない消費者といえます。
サンプリングを兼ねた「ベタ付け」手法が効果的で、新規顧客を獲得し続けることが、難しい時代、ロイヤリティの高い顧客を育成することが特に重要とされています。
そんな顧客育成も、まずは、商品・サービスの良さを体験してもらわないことには始まりません。
「まずは買ってもらう」商品を買った人すべてに配布するベタ付け景品が販売促進の後押しをすることが効果的。
商品やサービスだけの価値では満足しないケースがあります。
商品の付録を提供したり、商品に付随する特典を提供したりすることで、一気におトク感や特別感を与えることができます。
商品を買ったことがない消費者の中には、購入・来店の心理障壁があります。
それを取り除き、「まずはお気軽にどうぞ」と寄り添うスタンスを示すことが、ベタ付けの狙いです。
実用性と聞くと、「使いやすいもの」といったイメージが思い浮かべます。
効果をより高める秘訣は、「タイミング」「届け方」「目的」のすべてを消費者の希望とマッチさせることにあると感じました。
次にベタ付け景品として人気が集まっている「デジタルプレミアム」
特に、スマートフォン向けメッセージアプリ「LINE」で使える、「スタンプ」(気持ちやメッセージを伝えるイラスト)を、商品を購入したユーザー向けにダウンロードできるようにする企画が相次いでいます。
一般的な手法は、シールなどでシリアルナンバーを商品に添付し、スマホからキャンペーンサイトにアクセスしてもらい、ダウンロードページでコードを入力すれば、スタンプがダウンロードできる、スタンプはLINEの有料配信サイトでも購入できるが、調査会社MMD研究所が5月8日に発表した調査では、「購入したことはない」とする利用者が70.4%に上っている。
買うのはイヤだが、新しいものが欲しい。LINEのスタンプも、『買うまでもないがもらえると嬉しい』
一方、メーカーにとってのメリットは商品への添付が従来のモノに比べてコストを減らすことができ、自社のキャンペーンサイトを経由させられる点なども、サブ効果として挙げられます。
今回のリサーチからも、モノを受け取るときのサプライズは贈られる人の気分を高めてくれるものだと改めて感じました。